はじめに‐
今回、見た映画は、あの「せかちゅう」ですよ。
超有名だし、有名になるからに
は理由があるだろうということでみてみました。
今でいう、君の名は的な人気があった映画です。
社会現象といってもいいですね。
若かりし頃の長澤まさみさんはこれで世間に認知されたんですよね。
超若いです。水分たっぷりのひまわりのようでした
今回は異色の感想になってしまいました。以下感想です。
感想
私はなんと序盤でつまずいてしまった。
映画というものは最初につまずくと感動すべき場面でできなくなる(サイコパスの気持ちが少しわかった)ものらしい。
つまずくとはどういうことか
おそらく長澤さん森山未來さんも若く演技というものをまだ熟知していないこともあったのだろう。
いやそこしかない。
はじめの馴れ初めから、いちゃつき、幸せな日々の描写の場面の違和感が半端ではない。
絶対クラスにいたら恋仲にはならない2人なのだろうなぁとか、撮影の間も話が合わなくて仲良くなれてないのかなぁとか、想像した。
それくらい、「変」にかんじられたのだ。
その最初でつまずくとどうなるか。
これがすごい。
幸せからの悲劇というシーンがテンポよく描写されていく。
彼女が病気なのだ。
愛する人の死は永遠不滅の命題である、、はずだ
全く何も感じない。
なぜなら、僕の気持ちがさくたろう(主人公)と一体になっていないのだから。
俺の心が、全く動こうとしないのだ。
最後の平井堅の「瞳を閉じて」が流れた時には、私も一緒に歌ってしまったくらいだ。
しかしその分、客観的に見れた。
感情移入していると、あっという間に映画が終わって、もう一つ離れたところからの視点で見ることは少ないのだが
逆に今回は全てを客観的に観れたのだ。
まずストーリーはまじで王道である。
せっかく仲良くなった長澤まさみさん演じる彼女が、白血病で死んでしまうのだ。
幸せだった時の出来事がよい伏線となって、悲劇のシーンで生きてくる。
その全く感情移入してない私でも最後まで観れたんだから、それだけすごい。
王道映画の最上級という感じか。
それにしても、死というものは、考えさせられるものだ。
死に直面する女性にかける言葉なんて、コミュニケーションの中でも1番難しいものだ。
「大丈夫だよ!」
なんて無責任に言えない。
しかし、無責任でしか言葉はかけられない。
「大丈夫っていったけど、ダメそうだから代わりに僕が死ぬね」
なんてできないのだから。
治らないと言われていたガン患者が毎日ガンが小さくなっていく絵を描いていたら本当に治ったという話を小学五年生の時にきいた。
そのような人間の本能を最大に発揮して、なんとか直せないかと僕は考えてしまう。
しかし、そのような意志の力を発揮するには、アスリートなどのように、日頃から意志の力を存分に信じ使ってきた人間でないといけないのだろうなぁとも考える。
結局、今の僕には、想像しきれない。
そうなってみないと、僕はどう行動するのかわからない。
結局、毎日の忙しさにおわれて、普通の看病しかできない気もするし、死んでしまった後も、何年か後にはたまに思い出すくらいになっている気もする。わからない。僕にはまだ。
おわりに‐
世界の中心で愛を叫ぶ。頭に残るすばらしい題名だと思います。
でも正直、なぜ大ヒットしたのかわかりませんでした。
しかし理由を探そうとしたことが大事です。
実際に映画を見て考えまで書いたんです。
一番行動したやつが勝つ人生だ。それでいい
でも大ヒットした映画の共通点として音楽が良いということではないでしょうか
今回は平井堅さんの「瞳を閉じて」
君の名はでは前前前世でした。
どちらも映画に強い追い風を吹かせてあとおししています。
ちなみに山田孝之さんと綾瀬はるかさんのドラマ版「世界の中心で愛を叫ぶ」もあります。
山田孝之さんは僕は大好きです。
こちらも評価が高いので見てみたいと思います