「誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は祖父母を殺害したのか」のあらすじ・感想!

あらすじ

17才の少年が祖父母を殺害し、キャッシュカードを奪ったなどして強盗殺人で捕まった。

少年は浪費癖のひどい母の影響で、なんと小学五年生から学校にいっておらず、野宿やホテルの駐車場でテントを張って暮らしていたのだ。

そんな家庭環境が明らかになると、この事件は話題を集め、少年を支援する人達も出てきた。日本の貧困問題、セーフティネットについて考えさせられる一冊。

感想

以下、感想です。

刹那的な母

母親は病的な浪費癖がある。すぐに行きつけのホテルに泊まり、その近くにあるゲームセンターでお気に入りのゲームをするのだ。

離婚した夫からは息子の養育費として、月5万をもらっていた。しかしパチンコやゲームセンターでお金がなくなると、「15万円くれたら今後の養育費はいらないから」と15万円を借り、また3日ほどでつかってしまうのである。

生活もままならないなか、ゲームセンターパチンコに金を使い、金がなくなると目の前の金を得るためにどんなこともしてしまう。

計画性のなさと刹那的な性格は明らかに以上であり、なぜ母親はこんな事になっっのか、その生育環境を知りたいとおもった。

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