「なぜ私は麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか」の感想!

あらすじ

戦後最大の凶悪事件とされる地下鉄サリン事件。その事件の首謀者と言われているのが麻原彰晃だ。その四女として生きた麻原聡香(さとか)の手記。

 

感想

三女の手記である「止まった時計」を読んでいたので二人を比べたり、共通点を見つけたりする読み方をしていた。以下感想!

 

生まれたときから父は教祖

まず三女と四女ではだいぶ内容が違う。三女は父が大好きだ。しかし四女は一種の怖さ感じながら、父との距離を少し感じている。

その訳は読んっ所が生まれたときにはすでに麻原は教祖だったからだ。2才のときから一人で寝かされ、世話も両親ではなく側近のものがしていた。そのため両親の愛を知らずにいたのだ。

またオウムに対しておかしいと思う点も多々あったが、何をされるかわからないということで黙っていたという。

身近なひと13人が死刑囚

この一文見たときにそりゃきつすぎるわと思った。一緒に暮らしてたり、なあkの良かった人たち13人が死刑になる。そして彼らと面会をしてそのことをひしひしと実感している。

この本を書いた当時、彼女は20才だ。20才で、教団内のごたごたやこのようなショックな出来事があったら、普通はメンタルが持たない。三女のときもそうだったが、慢性的にメンタル疾患でいつ命をたってもおかしくない時期があるのは同じだ。

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