映画日本の一番長い日を見た。もともとタイトルに惹かれアマゾン・プライムのチェックリストに入れていた作品だ。
終戦がどのように決断されたのかをめぐる話。結論から言うととても良かった。一万円払ってでも見る価値がると感じるほどだ。
作品中に出てくる人間はみんな真剣である。一億玉砕を願い、本土決戦遂行を主張する陸軍や、ポツダム宣言を受諾し終戦を望む首相、そして昭和天皇。
皆が日本のために主張し、文字通りの命がけで闘っていた。
その中で涙させられたのは陸軍トップの阿南さんである。彼も部下と同じように「従属するくらいなら戦って死ぬ」という信念で、命をかけてきたはずである。
しかし日本全体を考え、終戦を受け入れるのだ。その器量に感動する。
終戦に伴ってあんなストーリーがあって今の自分の人生があることを知ってしまったら、簡単に日常に戻れない
今の自分の生活に何か還元しないとという気持ちになる。
なぜ、彼らが命懸けで生きていられたか。それは死の危険を感じていたからか。
みんな遺書を常に書いていた。
リアルに死を感じていたのだ