感想
僕は普段、又吉直樹の「火花」のような現代の純文学を読みます。でも読書好きなら、The日本文学の芥川や太宰を読みたいですよね。
今回はなんとなく難しそうで避けていた、芥川龍之介の「蜘蛛の糸・杜子春」に挑戦しました。
結論からいうと「自分には合わなかった」です。
解説を読んで納得したんですが、この本は少年向けに書かれたものがおおいらしい。
そのため道徳的に配慮されているんですね。
読んでるときに「なんだか道徳の教科書みたいだな」と思ったのはそのためでした。
また短編集なのも肌に合わなかった。自分はドストエフスキーの「白痴」のような読み応えのある本が好きです。
あの本はめっちゃ長いけど、面白いからどんどん読めてしまう。この本は6作くらいがまとめらているから全部あっさりしています。
こんな人におすすめ
・短編集が好き
・道徳的な教訓がある話が好き
・昔の本が好き