約ネバをアニメで見たので感想書きます。
本当の強さとはなんぞや?ってのを考えましたね。
最後の方にエマがノーマンを説得するシーンがあります。
命が短いことを悟っているノーマンが、エマたちを無視して鬼殺しを始めてしまったところです。
そこでの「全部背負わなくてもいいんだよ。弱く立っていいんだよ」というエマの言葉が心に残りましたし、作者もメッセージとして伝えたいことなんだろうと感じました。
本当に強い人間とはどんな人なんでしょうか。
ノーマンは自分の命が残り少ないことを隠し、みんなの強きリーダーとしてラムダの失敗作達を導きました。
「エマ達を助けるためなら、僕は喜んで神にだって悪魔にだってなる」
という言葉からわかるように、目の前の感情に流されず合理的に、信念を持って行動したわけです。
そして実際、その行動は十分成功できそうだった。
これも一つの強さに思えます。かなりまっちょメンタルですが。
しかし弱さを相手に見せ、支え合うと言った強さもあります。
西野亮廣さんが人生で最も大切なスキルは?と言われて「んー、助けてって言えるか」と答えていたのを思い出しますね。
また最近ではレジリエンス=心のしなやかさという言葉も目立ってきてますよね。
仕事で失敗したり、職を失ったり、恋人と分かれたりといった困難にぶち当たったときに、適応していける力のことです。
ここまでをまとめると強さには
①弱さを見せずすべてを背負う強さ
②弱さを見せて助けてもらいながら生き抜いていく強さ
があるってこと。
僕が小さい頃は人に相談することがなく、全部自分で抱えるタイプでしたが、最近では②に移ってます。
結局、①はアスリート的なメンタルの強さがいるので誰でもできるわけじゃないと思うんですね。
なのでだいたいの人は、②を目指した方がいい。または自然と②になっていくのではないかと思いました。
約ネバは第一シーズンと第二シーズンがあります。第二シーズンは原作から大きくカットされて残念なんですが、第一シーズンは傑作です。僕的には第一シーズン100点なので、ぜひみてみてください!
Netflix、アマプラで見れます!