朝井リョウが好きな人なら今回も期待を裏切らない作品。読んだことない人も、一度はチャレンジしてみてほしい。
内容は多様性がいいって風潮ほんとに正しい?ってこと。
今の人が言う多様性は自分の想像力の範囲のものを受け入れること。
しかし本当は自分の想像の範囲外にあるものを受け入れることだと。
自分が嫌悪感を抱くようなものを尊重することだと。
たとえば小さな男の子が好きな大人とか、人間以外のものに性欲感じる人とか。
これはたしかに!って思った。
対話をすることが大切。想像力の範囲を広げることになるから。
でもみんな違うから限界がある。
だから想像の範囲外に沢山の人がいることを忘れないことが大切だと思った。
この作品読んだ後はこのことで頭がいっぱいでたくさん考えた。
めっちゃいい本だった。