西村賢太対談集の感想・レビュー

西村賢太×町田康

町田康の作品を読みたいと思った。なんとなく大衆作品を書いてるイメージだったが、実際は、独自の道を歩んでいるらしい。

悪文?で有名で結構めちゃくちゃだけど面白いとのこと。社会生活普通に送れないタイプの人間とわかって興味が湧いた。

また町田康は元はミュージシャン、そして俳優もやり、小説や詩もやり、めちゃくちゃ賞を取ってるのも惹かれる。

とりあえず町田康の芥川賞作品を読んでみる。

西村賢太×朝吹真理子×島田雅彦

朝吹真理子は西村賢太と同時に芥川賞を取った人。二人が美女と野獣ということで話題になった。島田雅彦は選考委員。

「自己陶酔の対極、自己批判の極み。ドストエフスキーの地下室の手記に似ている」と島田がいってた。めっちゃそれだわ。

自分のことを書いているのだが、めちゃくちゃ自分を客観視していて、自分との分離に成功している。とも言ってたけど納得。

地下室の手記をそろそろ読みたいな。

西村賢太×石原慎太郎

芥川賞を取る前でも実際は20~30万あったらしい。日雇いも20年近くしていなかったとのこと。

その他
・朝吹真理子との対談でどうやって本を読んでいるかという話になった。朝吹真理子は考えながら読んだり、何も考えずに読んだりとさまざまであるらしい。西村賢太は考えて読むやり方はもう当分してないらしい。現在は読んだそばから忘れていく読み方といっていておもろかった。

しかし、欠陥がある代わりに極端に才能があるみたいな感じで異常に物覚えがよく、だからメモも日記もなしに30年間の細かいことまですべて覚えてられるのだと言っていたから本当は、覚えてんねやろな。

・西村賢太といえばだらしない私服のイメージがあるが、実はあれもあえてで、清三の墓参りのときか日常的にかは忘れたが、まあ平時からスーツが常であったらしい。

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