少年Aによって殺められた淳くんのお父さんの手記です。
少年法のおかしさ
この当時、少年法はかなりおかしかったようだ。被疑者の更生についての内容がほとんどで、刑罰的側面が足りないのと、被害者の権利がほとんどなかった。
被害者の権利は憲法の基本的人権しかなかったらしい。少年法によって誰に殺されたのかも教えてもらえない事件もあったとのこと。
しかしこの神戸児童連続殺害事件をきっかけに、少年法の見直しが始まり、このお父さんもとても力を尽くしたそう。
今ではかなりマシになっている。2022年4月からは成人年齢が18歳に下げられる。これによって少年法もまた変わる。
まとめ
被害者側からの手記はあまり読んでこなかった。しかし事件を考えるには被害者の視点は必須だと思った。