『松本』から学ぶ人の印象はどんな情報を与えるかで決まる話

 

 

松本人志の『松本』を読みました。この本は松本人志が30前半に書いた本で、週刊朝日の連載をまとめたものです。

 

なぜ『松本』を読もうと思ったのかというと、22歳の僕が読んでおくべき本だと思ったから。

 

今、すごいと言われている日立の若い頃ってどう過ごしていたのか。下積み時代に何をしていたのか。

 

それを読むことで、僕の20代の生き方の参考になると思ったのです。

 

40歳になってから読むより、今読んでおくべきだなと。

 

同じような理由で、ビートたけしの『フランス座』なんかも読んでいます。

 

この本はすでに売れている松本人志が書いた本ですが、それでも今とは全然違う。

 

更に売れてやろうという気迫が伝わってきます。

 

とにかく尖っている。

 

勢いにのっている人特有の攻撃性があるじゃないですか。反骨精神のようなロックのような感覚。

 

若い頃のヒカルや、昔のホリエモンみたいな感じ。

 

とにかく笑いに関しては俺が一番じゃ。だれよりも才能を持っているし、才能人あぐらをかかず、誰よりも努力している。そんなわれに勝てんのかい?!

 

って勢いなんですよ。勢いというか、ほんとに書いてるんですけどw

 

たとえば

最近ダウンタウンを目指す若者が増えたと。そんな若者に対して、君は見る目がないからやめとけというわけです。

 

どういうことかというと、このとてつもない才能をもっている俺をみて、俺みたいんなれると思ったお前は目がないということです。

 

イケイケですw

 

あと松本人志が『遺書』を出したときの話。遺書は250万部売れた松本人志の本です。そのときに、編集者から「次は芥川賞とか、ノーベル賞狙っちゃいましょう」と言われたことに対して噛みついてます。

 

俺はノーベル賞もらっても絶対拒否すると。なぜノーベル君に賞を与えられる側なのだと。

 

君は俺の凄さをわかっているのか。なんならこっちがノーベル君に賞をあげたいくらいやわ。

 

そういうわけです。

 

読んで20ページくらいで全く印象が変わりました。僕は松本人志のことを優しい、純粋な人と思っていた。

 

でも一面しか見れていなかったと思ったわけです。

 

というかこれって生きててすごくあるあるだと思います。

 

今ある情報のみでその人を評価するということ。

 

想像力を働かせることをあまりしない。

 

歌舞伎の~が浮気したら「~は悪いやつだ」という評価になる。「震災があれば巨額の寄付をし、困っている友だちがいればほっとけない人かもしれない」とかいう可能性は考えない。

歌舞伎で評価されているってことはそれだけ、才能もあって努力してきた人なんだとは想像しない。

 

今与えられた「浮気した」という情報のみで判断しがちだと思います。

たとえば親しき中にも礼儀ありといわれますよね。それも人は今ある情報のみで評価するからできた格言だと思うんですよ。

 

つまり

「ありがとう」

「ごめんね」

「助かる」

 

このような言葉をいうだけで関係はうまくいく。だって人は与えられ情報で評価するから。「ありがとう」って日頃から言えるからいい人だとなる。

 

本当にが思っているかどうかは関わらず。

 

 

 

夫婦でもそうじゃないですか?

 

日頃から感謝していても、「ありがとう」を言うのと言わないとでは相手の反応って変わってくる。

 

「全然感謝してくれない」ともなるし、「いつも感謝してくれる」ともなる。

 

心のなかではずっと感謝していても、相手の印象は変わります。

「口には出さないけど本当は感謝してれているかも」とかはなかなかならない

 

こんな感じで人の印象は、どんな情報を与えるかで変わるのだと言うことがよくわかりました。想像力を働かせる人もいるけど、たくさんはいないし、いつもできるとは限らない。

 

だからそれをわかって生きたほうがいいなと。

Twitterでも愚痴を言っている人は「いつもぐちを言っている人」になりますし、前向きなことを言っていると「前向きでパワフルな人」と思われる。

相手に良い印象をもたれたければどのようにしていけばいいかがわかりますね。

 

 

ということで松本の感想でした

 

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