『アルジャーノン、チャーリイ、そして私』から学ぶ面白い話をできる方法

 

この本はアルジャーノンに花束をを書いたダニエル・キイスさんの自伝です。

 

最近は、ダニエル・キイスさんにかなりハマっていて

 

「アルジャーノンに花束を」はもちろん、24人の多重人格を持つビリーを取り扱ったノンフィクション「24人のビリー・ミリガン」、多重人格についてのフィクション「5番目のサリー」などを読んでます。

 

どの本も面白くて読み進めてしまいます。

 

この本ではですね、

 

どうやったら面白い小説が書けるようになるのかを明かしてくれてます。

 

結論は「いろんな体験をしているから」です。

 

ダニエル・キイスが、パン屋で働いたけど仕事ができなくて侮辱された悔しい経験。

 

船の医療係として乗り込んだはいいものの、人の死を前にして医師を諦めた経験。

 

知的に劣ったクラスの教師を行い、一人の青年に「僕、賢くなりたい」と言われた経験。

 

このようないろんな経験が自分の中に蓄積されていると。

 

キイスはそのような記憶がしまってある場所を「心の貯蔵所」と呼びます。

 

呼び方は違えどどんな優秀な作家も心の貯蔵所を持っている。

 

「心の貯蔵所」にあるものが数年後、何十年後に面白い話を書く上での材料になっているのだと。

 

そういうわけです。

 

これってすごく納得できます。

 

要は質の高いインプットをたくさんしているから、良いアウトプットができるということです。

 

記憶っていうのは反復で残ります。これは有名ですよね。しかし感情を伴う体験も非常に記憶に残るのです。

 

たとえば海外旅行にいって超楽しかった経験は一年後も覚えていたりしますよね。でも一週間前の晩御飯は忘れてしまう。

 

それは感情が動いた体験は記憶に残るからです。

 

感情が動く体験っていうのは刺激的で他の人の注目をあつめることだったりする。

 

そのような体験をたくさんすることで、面白い話がかけるということですね。

 

これは芸人さんもおなじですよね。

 

芸人さんは家にいてもおもろい話はないから、どんどん外に行く。二択があったら、おもろいことが起こりそうな方を選ぶそうです。

 

だから面白いエピソードトークができるんですね。

 

面白くて人がしてなくて、興味を引く体験をすること。

 

それが面白い話をするためには必要だということですね。

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