東京貧困女子/中村淳彦(あつひこ)の感想・レビュー

東京貧困女子ぱねえです。

僕は奴隷にされたソフィーみたいな感じで、すごく少数の特別な貧困例をあげている本かと思ってました。

しかし全く違った。貧困の話が複数の女性へのインタビューによって、リアリティを持って語られている。そして、客観的なデータによってその一人の物語が、全くマイノリティでないことを教えられる。

いつしか自分事として読んでしまう私がいた。

この本から得た得た学びについて話す。

一つ目は他人の見方だ。結論を言うと私は個人に対してフラット(傾聴)か、思いやりを持って見るようにすることにした。

最初私は女性たちに対して批判的に見ていた。しかしそれは間違いだと気づいた。

他人を批判的に見ることが間違いだと思う理由はたくさんある。

一つは、互いをを批判的に見て、そこらじゅうで分断が起こる世界は地獄だと気づいたからだ。そして現代はまさしく地獄だ。ネットの発達により、匿名で罵詈雑言が飛び交っている。この本は東洋経済オンラインでの連載が元になっていて、そこに届いた30〜50代と思われる男性たちのコメントが引用されているが終末感すら漂う。相手の状況に思いを馳せることなく、人間は完璧ではないという前提を忘れ(自分を棚に上げて)、他人の悪いところを指摘しあい、そこらじゅうで分断が起きている。こんな地獄作りに貢献したくない。

二つ目は自分の道徳観ですぐに評価し批判するのは浅はかに思えるからだ。最初は批判的にみていた相手でも、相手がどんな生まれで、どんな親で、どんな経験をし、どんな学びを得て生きてきたかを知れば大抵、批判的には見れなくなってくる。私は犯罪者の手記や、今回の本、小説などを通して疑似体験をし、批判的ではなくなった体験を何度もしてきた。

三つ目は相手を批判的に見ることは相手の悪いところを探す訓練に他ならないからだ。相手の悪いところばかり見ていると、人間関係が楽しくないだろう。

私は今このように考えたい。みな常に与えられた状況の中で最善を尽くしていると。例えば今日、やるべき課題をやらずに、昼まで寝ていたとする。しかし彼は生まれ育った環境、生まれ持った能力、その日の気温、その日の体調、その日の気分の中でベストを尽くしたのだ。その結果が昼まで寝ていたなのだ。なぜなら、それ以上のことがその時できていたなら、やっていたはずたからだ。やっていなかったということは、できなかった(ベストを尽くした)のだ。

学び二つ目は、知識の重要性だ。

彼女たちは知識を自分から得なかった(得られなかった)ばかりに(学校教育の幻想を信じ)、貧困に陥っている。

例えば非正規図書館司書の超真面目な女性は、貧困から抜け出したいと学芸員の資格取得を志している。

以下引用
「漠然とした不安感をけすため、貧しい人々はその原因を考えるのでなく、さまざまな資格が掲載されているフリーペーパーを貪るように眺めたりする。そして、難易度の低い資格を取得しようと勉強をはじめる。費用と時間がかかるのでさらに生活は圧迫される。勉強をやりきって実際に学芸員資格を取得しても、生産するわけではない文化事業なので、人並みに暮らしたいという悩みが解決する可能性は極めて低い」

圧倒的に情報弱者なのだ。日本では経済やお金のことを義務教育で学ばない。だから自分から学ぶ必要がある。

例えばお金の本一冊読んでみろ。金持ち父さん貧乏父さんにはお金持ちはお金持ちのなり方が書いてある。職業には四つある。

画像
https://salaryman-mlm.biz/about-quadrant/より引用

金持ちになるには、右半分になる必要があると。左は労働力を売ることで価値を提供し、対価を得ているから限界がある。左はレバレッジが効くから、つまり他人に働かせたりお金に働かせたりするから、倍々で金が生まれる。それで格差は果てしなくなると。そして、今はネット時代。PC一台で右側に行くことができる。Twitterで集客して、ブログに流し、メルマガで教育し商品を販売するという仕組みを一回作れば、ほぼ不労所得が完成する。

こんなことも1000円で本を買えば学べる。

ほぼどんなことでも学べる環境に私たちはある。学ぼうとするかどうか、学ぶ習慣があるかどうか、これによって人生はまるで変わる。

今年は100冊の本を読み終えそうだが、そこには小説やノンフィクションが多くあった。100冊のペースで読むことはほぼ習慣化できたので、来年にかけては、ビジネス、ノウハウ系、仕事術などの本もどんどん増やしていく。

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