今回は少しレベルの高いお話をしたいと思います。しかしこれはすごく重要なことです。これをできると、ビジネスもうまくいくし、人から頭いいねと言われるようになります。
それは抽象的な情報と具体的な情報を操れるように することです。これらを操れるようになると本質に近づくことができます。
そうするとビジネスでも成功しやすいですし、いわゆる地頭が良い情態になります。
まず抽象的な情報とかどういうことかを話すと
・抽象的な情報は、情報量が少ない
・抽象化は余計な情報を削ぎ落とすこと
・知識は抽象化すればかなりの部分で繋がる
ということです。この時点で抽象度が高いので、難しいと思うかもしれません。では具体例を使って説明します。
例えば僕が犬を飼っているとして、
「俺ダルメシアン飼ってるんだよね」と言われたら「あーそうなんだあ」と理解できますよね。
ですが「俺哺乳類飼ってんだよね」と言われたら、「え?結局何飼ってんだよ」と思います。
これ情報削ぎ落とされてないですか?より抽象的になっているからです。
「俺、イヌ科飼ってんだあ」と言われても「いや、どの犬飼ってんだよ」となります。
抽象度で言えば
「哺乳類」「犬科」「ダルメシアン」
となるわけです。左に行くほど情報が少なくて、右に行くほど個別具体的で情報量が多いですよね。
また抽象的なやり取りは楽なんです。
ある分野において、抽象的な知識が増えると共通言語が増えるのでかなり会話が楽になるんねすね。
例えば「ビジネスってコミニュケーションだよね。」この言葉ひとつでステージが高い人は会話が通じます。
ここでステージ高いの説明をすると、ステージが高いとは抽象度高いかつ具体的会話ができることをことです。
しかし楽にはなるのですがマイナスな側面もあります。
抽象的なやり取りは超楽なので、どんどん抽象世界に入れば入る楽になります。
結果、具体的な素人にわかるような会話が出来なくなるんです。
例としては大学教授やオタク。
大学教授の話がなんでつまらないのかって抽象度が高いからですね。抽象度は高いんだけどステージは低い。つまり、具体的じゃないのでわかりにくい。
彼らにしたら、そのくらいわかれよってことなんですが、これは良くない情態ですよね。ビジネスにおいても同じ話で、具体的情報を集めすぎてもノウハウコレクターになるし、抽象的すぎてもよくない
ビジネスは新規の顧客とコアなお客さんを対象にするべきです。
しかし入り口の抽象度が高すぎると意味不明で売れません。
例えばakbはすごくここらへんが上手で、YouTubeやショウルームで新規の客を取りながら、握手会などでコアなお客様さんをとっています。
つまり、
具体と抽象をバランス良く組む事が大事になります。
具体的だけでも飽きられるし、抽象的だけだと、無駄にマニアックになるので
どちらもやらないといけません。
ではこの抽象と具体を行き来する力を鍛えるにはどうすればいいのか。
それには「要はこれは何?」と原理原則を追い求めながら、様々な情報に触れていくことが大事です。
「要はこれは何?」を持つことで日々の生活も学びの場に変わります。電車に乗っていれば「広告を見てなんで文字の色は赤なんだろう」と考えることができます。
その積み重ね力になるのです。
それでは読んでいただいてありがとうございました。