殺人出産/村田沙耶香の感想・レビュー
殺人出産 10人子供産んだら1人殺せる世界。今から100年後の設定。女は生まれたら子宮を閉める?のが当たり前になってて、セックスは愛と快楽のためのものになり、妊娠とは乖離した。 そのため少子高齢化がより進んだ。なので、出…
殺人出産 10人子供産んだら1人殺せる世界。今から100年後の設定。女は生まれたら子宮を閉める?のが当たり前になってて、セックスは愛と快楽のためのものになり、妊娠とは乖離した。 そのため少子高齢化がより進んだ。なので、出…
きっかけ この本は木村一基(かずき)という棋士についての本だ。 この人は面白い。何が面白いってトークだ。お話がうまくてサービス精神が旺盛。 しかし将棋に対しての真摯で愚直さが、時折垣間見えて、俺はすごく好きな人だった。 …
西村賢太の随筆である。 最後の90ページくらいは色欲譚と題し、エロい話が書いてある。と言っても、興奮するエロい話とかじゃなくて、売淫した話から派生して、自分の異常な発汗量の話とかだ。 内容 芥川賞を受賞したわけだが、受賞…
桃園の誓い 黄巾賊という野蛮な賊が力を持っている時代。後漢も黄巾賊をどうにかする力はなかった。劉備、関羽、張飛は世を正すため義弟の盃を交わし、500の兵を従える。(桃園の誓い) ちなみに劉備は前漢の皇帝の弟の子孫。現在は…
こんにちはわかばです。 この記事を見てくださった方はWebライターに興味がある方が多いと思います。 Webライターは即金性があって ・ブログ ・SNS ・You Tube など他のビジネスにも応用できる0→…
この本は将棋棋士、先崎学(せんざきまなぶ)がうつ病になった時の話を本にしたものだ。 先崎学は将棋界、最高位の9段を持つ強豪で、いわゆる羽生世代。 かなりおしゃべり。文章を書くのが得意で、12年?くらい将棋の棋士のこととか…
日曜日は大学がやっていないので、図書館で作業をした。 夏休みは真の文学青年へのレベルアップを目指すべく本をたくさん読むときめた。 なので本を見たのだが、これが表に出てた。 たしか受験期かなんかに発売されたけど、その時は忙…
きっかけ 「どうで死ぬ身の一踊り」 「蠕動で渉れ、汚泥の川を」 「棺に跨る」 と西村賢太作品を読み漁っているわけだが、続いてもそうである。 いきつけの図書館に2冊、西村賢太作品があったので大学に行くついでに借りてきた。 …
内容 「自分ではどうにもならない状況でもできることがある。それに対してどう反応するかだ。」 これはザンペリーニという映画化もされたある有名な男から学んだことだ。 彼は日本の捕虜収容所に入れられ過酷な時間を過ごしたが、希望…
戦争には意味のある戦争と意味の小さい戦争がある。それは全てが終わった後に振り返れば、その地域の戦争が、全体にどれだけ貢献していたかわかるのだ。 しかし現地の兵たちはそうではない。そこで命を捨て、健康を捨て、正気を捨てて、…